昨日ブログを書いてて、書きながら頭の中を整理していってるのですが、最近ここ伸びそうだなとか下位足では伸びそうだけど上位足では伸びなさそうだなとかなんとなくそういうのを感じながらチャートを見ています。
伸びそうとは前回高値・安値を超えそうとか超えてからも勢いよく動きそうという意味で使っています。
今日はエリオット波動の3波が1番伸びやすいというのは何故か?というのを言語化してみようと思います。
エリオット波動をどう考えるかといえば、そもそもそこが怪しくなってきますが、話しを簡単に目線が変わったら1波とします。
最初に結論から書いていくと、なんで3波が1番伸びやすいかと言ったら、
トレンド転換をして押し・戻しを作った最初の波だから
です。
この説明をしていきます。いつか日の目を浴びることを期待して書きます。
まずトレンド転換をするということは、市場参加者の心理的には、例えば上昇トレンドから下降トレンドだったら今まで安くなったら買おうと思っていた人が高いところで売ろうと気持ちが変わるという意味です。
そして高いところで売ろうと気持ちになった人は一番高いところで売ろうと考え、そこで一斉に売りを入れてきます。
FXはやるかやられるかの戦争で利益の奪い合いですから、適当なところで売りなんていれません。1番高いところで売ってやろうとみんな考えています。
じゃあ、どこが1番高いところなのかというと目線が変わった最初の戻り目です。
上昇トレンドから白丸で高値を更新しなくなったことによって「あれ、もう上昇トレンドは終わりか?」という示唆が現れます。もちろんこの段階では前回安値で反発、安値切り下げならずで上昇トレンド継続のケースも考えられるのであくまでも示唆です。
しかし、赤丸で安値を更新することにより、高値・安値の切り下げとなり「下降トレンドが始まった」と市場参加者は考えるようになり、高くなったら売ろうとここで考えます。白丸や最高値ではまだ売ろうとは考えていないのもポイントです。(考えている人ももちろんいますがそれはトレンドフォローとは別の考え方になります)
しかし、赤丸の時点では白丸に比べて安くなっているので、「戻りをつけたら売ろう」と戻りを待つようになります。
そして、前回のサポレジあたりで「そろそろかな」と考え、緑の矢印のところで下位足で反転したところで天井と判断して一斉に売りを仕掛けます。(緑でエントリーするのは逆張りになってしまい、実際のエントリーポイントは下位足の反転を待つので緑の先っぽではなく多少下がったところになります)
このあとは下降トレンドが続く限り、どんどん高値が切り下がっていくわけですから緑の矢印が一番高いということになります。
そして、それが市場参加者全員わかっているので、ここが一番伸びます=エリオット波動の3波が1番伸びやすいということになります。
ちなみに、白丸から赤丸への途中(このサポートを抜けたら下がるわ・・・)という市場参加者の気持ちが強ければ強いほど、戻りをつけずに急落していきます。
なお、画像では上昇トレンドの押し安値を割ってないので赤丸の時点ではまだ上と判断している方も大勢いらっしゃいますし、緑の矢印でショートエントリーをする場合、押し安値で反発するというリスクは絶対に忘れてはいけないリスクです。
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