リスクの顕在化の話

市場参加者

FXは負けて資金が減るリスクがあるんじゃないの?

この疑問は半分正解で半分不正解だと思っています。

確かに負けると資金は減るのでそこは正解ですが、だからリスクがあるっていう訳ではないのです。

何度かブログでも記事にさせてもらっていますが、リスクは常に存在します。

今まではリスクとは不確実性という意味だから、分からないという意味でリスクはあるという意味ですという説明をしてきました。

今日は、いつリスクが顕在化するのかという観点から説明します。

これは結論から言うと「FXはエントリーするときにリスクが顕在化する」のです。

チャートを見ている限り、上にいくのか下にいくのかは分からないのでそういう意味でリスクは常に存在していますが、それは自分には無関係であり、リスクは顕在化しているとは言いません。

しかし、エントリーした直後にそれは自分の中で顕在化してきます。

エントリー直後に顕在化するからこそ、「リスクをとった」と言えるのだと思います。

リスクをとってエントリーしたら、自分の思った方向にチャートが伸びて、勝って資金が増えた。

リスクをとってエントリーしたら、自分の思った方向に伸びず逆に伸びてしまったら、負けて資金が減った。

エントリーしなければリスクを取ることはありませんし、資金の増減に関与することはありません。

例えば、僕はギャンブルはやらないのですが付き合いで韓国のカジノに付き添いで行ったことがあります。

バカラのテーブルではチップをかけ、バンカーやらプレイヤーやら賭けている人たちがいますが、僕はテーブルの外から見ているだけでした。当たり前ですが、僕のリスクは0です。

頭の中で予想してそれが当たってもチップが増えることもなければ、外れてもチップが減ることもありません。

つまり、リスクを取るとは資金の増減に関与するという意味になります。

勝ってもリスクをとっているんです。

ただし、そのリスクは損切り設定を入れておくことで非常に限定的になり、トレンドフォローをする限りリターンは天井知らずという非常に有利な条件です。

例えば、ちょうどHITMANというアプリで遊んでて思いついた例えなのですが、

HITMANというゲームは、狙撃手になってターゲットを暗殺するというゲームなのですが、

狙撃手が撃つ弾丸というのは撃てば一発一発減っていきます。

撃つごとに減っていきますが、弾が減っていくだけなので限定的です。

それに対し、うまく弾が命中して暗殺が成功すれば報奨金がもらえるのでそれがリターンです。

弾が当たっても外しても弾は無くなります。

自分なら何発で当てられるだろうなというのが勝率です。

FXでは差金決済なので無くなっているイメージが掴みにくいですが、

例えば、ドル円でロングポジションを持つということは円を減らしてドルを買うということで、必ず手持ちの円は減るんです。

この減ったものに対して、その後値段が上がるか下がるか分からないというのがリスクなんです。

カジノでの僕のように資金の増減に関与したくない人は、デモトレードでトレードスキルを上げ、練習すればいいんです。

そして、実弾で挑戦するほど自信とスキルが身についてきたら今度は実弾で練習していけばいいだけなんです。

自分が勝てる優位性があると思ったところだけをリスクをとって着実にエントリーし続ければ資金は増えます。

一発で仕留められなくても気にしないでください。何発か撃って、仕留めた一発でそれまでのものをチャラかそれ以上のプラスに持っていくようなイメージです。

プロのスナイパーだって、一発で仕留められずに「くそっっ!」って思うことはあっても、「畜生!負けた!」とか「もう嫌になった!」「弾代が勿体無い!」って思わないと思います。当たらなければもう一度当てられるチャンスが来るまで待つ、チャンスが来たと思ったら撃つ。FXも同じなんです。

外しても資金を減らしてもそれは負けじゃありません。

まして、リスクをとったから資金が減った訳でもありません。

リスクの意味を間違って捉えて、必要以上に怖がらないようにしましょう^^v

アウトプットしてムキムキになろう

この記事を書いた人

FX爆速成長塾 DreamGivers塾長Yosukeです

遠回りしないように、挫折しないように、
有頂天にならないように、へこたれないように

正しい成長っていう道を示していければいいなと思ってます。

コメント

コメント一覧 (1件)

コメントする

目次