自分がいつ・何をしようとしているのかわかっていないとFXでは負けまくります。
そして、僕がずーっと考えて考えてわけ分からなかったのが優位性とか波という話です。
「どこの波を取りに行こうとしているのか 」わかってないと負ける
って言われてもずっっっっと頭の中では「???」でした。
どこの波って何?押し目買い・戻り売りだけど?みたいな感じでした。
これは優位性とかエッジとかという言葉にも関係してくると思うのですが、トレンドフォローの基本は
上位足の資金が入ってくるところで下位足でエントリーをする
だから、どこでエントリーするかとばっかり考えていると、「上位足の資金が入ってきそうもないところ」でエントリーしてしまったりします。
上位足の資金が入ってきそうなところ、上位足の資金が入ってくると見込まれるところだからこそ、優位性があるとか言われるんです。
例えば、1つの時間足のダウカウントだけ見て
オレンジの水平線を抜けることによって、正丸で高値が更新されたら次はこの高値が超える前提で相場は動くので、白丸あたりで適当にロングエントリーして、安値の白線で損切りしとけば勝てるんじゃね?って思う気もします。
これやると勝率いいかもしれませんが、
・勝った時に対して負けた時のpipsがでかいトレードになるということ
・含み損の時間が長いのでメンタルがついていくかどうか分からない
・この「次の高値を超える」という前提が崩れた時に潔く損切りができるかどうか分からないというデメリットがあります。
含み損でいる時間が長ければ長いほど、ちょっと利益が出るよ「よし、もうトレードやめよう」という気持ちになります。
心が耐えられないんです。
上の画像の緑の線全部取れないんじゃないかな。5pipsとかプラスになったら利確してしまいそうだ。
なので、なるべく勝つ時は大きく勝ち、負ける時は小さく負けるというトレードをする必要が出てくるのですが、
こんな感じで4時間足(上位足)が高値を超えたからこそ次はどこかで安値を切り上げて高値を超えてくる可能性が高いという場面、これが優位性がある場面と言います、ここで下位足が今まで下降トレンドだったところが上昇トレンドになることによって、
下がっても上位足の資金もエントリーした資金も押し目買いをする勢力で溢れているので、下位足の安値ももう割らないだろうというシナリオに対して自分の資金をベットできるようになります。
そして、そこでは下位足の損切り幅に対して、上位足の高値を超えるというリターンも見込めるのでリスクリワードが高いトレードが見込めるのです。
だから、狙うのは、上位足が資金を入れてくるところで、自分が狙っている時間足の目線が切り替わったところです。
よくあるミスは、
上位足が資金を入れてくるか不明瞭なところ
自分が狙っている時間足がもう伸び切っているところ
自分が狙っている時間足と上位足の間に時間足があった場合その時間足の方向を無視すること
高値超えたからロング!とか底値に見えるからロング!止まってそうだから!とかそういう理由だとまじ資金が溶けていきます。
例えば、このオレンジで止まったからロング!とか思ってる人はまだまだ甘いので練習が必要です。
まず、「15分足で高値を超えてきたので次安値が決まったら、その次の波が前回高値を超えること前提で動くのでその波を取りたい」と狙う波を自分で把握したら
最初の画像は15分足では確かに高値を超えたのでオレンジで「止まったら分かりやすくていいな」という段階に過ぎず、上位足の4時間足が高値も安値も更新せずボックスの中なのでここで資金が入ってくるとは言い難い状況です。
ちなみに、僕はここで「4時間足は底値になったので2番底から反転してロング」というシナリオはよく立てていましたがうまくいかないことの方が多いので、この解釈は危険です。
このボックス中は僕のようにもう底値だからロングという人と戻り高値を割ってないから下目線継続という人がぶつかり合うところです。
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[…] 優位性があるって分かりますか? […]