過去検証をやっていって形は作れてきているものの実際にエントリーしても損切りの嵐になっているのですが、このパターンで負けることが多いなっていうのがあって、しかもそれが初心者トレンドフォロワーあるあるのようなので、詳しく説明していきたいと思います。
まず、手法はトレンドフォローなので上位足のトレンドの方向に下位足が反転したところでのエントリーをします。そして敗因は「早すぎるエントリー」でなんかやんやありながら結果自分が思った方向に行くことが多いというのもこの負けパターンの特徴です。
まず、環境認識をすると4時間足がオレンジのトレンドラインを抜け、安値を切り上げて明確に高値を更新したので上位足となる4時間足の方向は上です。
ここで僕は15分足を見てエントリーポイントを探し始めました。15分足が下降から上昇に転換したところがトレンドフォローです。
しっかり待った結果、止まりやすいオレンジの水平線でしっかり止まり、トレンドライン抜け、高値を更新した赤矢印でエントリーです。参考程度の移動平均線もグランビルしています。
完璧だと思いました。
その結果、
びっくりするほど逆行して1時間ほどで損切りになりました。
どうしてこんなことになったんでしょう?
実は早くエントリーしたいがために15分足を見ていましたが、見ていなかった1時間足を蔑ろにした結果と言えます。
つまり、4時間足が上でも1時間足がまだ下の場合、15分足はまだ下がり続ける可能性があるというのがこの負けパターンの原因になります。
現にこの時の1時間足の様子を見てみると
逆によくそんなところでロングエントリーしたね?というところでエントリーしてしまっています。
移動平均線も逆にグランビルしており、5分足で今から下がるぞと言わんばかりです。
早すぎるエントリーは1時間足を蔑ろにしていることが多い
よって、正しくエントリーするのは、まず1時間足が上に向いてからなので、上記の画像で言うところの黄色丸で囲んだゾーン(早ければ大陽線のところでエントリーすることもできると思います)
この黄色で囲んだところで初めて15分足に目線を落として
こうしてみると緑の水平線で抜けるかわからないけど、カウンターラインが抜けて移動平均線がグランビルしているところでエントリーをすると言うのが正解になるかと思います。
ちなみに結果はCPIで損切りにされただろうなと思ってます。
最後にまとめるとマルチタイムフレーム分析では各時間足は4時間足の方向に1時間足がついていくところを狙って、最後のエントリーポイントを早くするために15分足を見ると言う使い方をします。
4時間足の方向と15分足の方向が一致したら ではない(これでは1時間足の状態を無視していることになってしまう)ということになりますので、僕の屍を超えてみんなで上手くなって行けたらいいなと思っています。
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