ポジションを持ったら損切りがなかなかできない
人は誰でもモノを所有したら捨てられない、捨てにくいという気持ちになるそうです。
断捨離という言葉が浸透したのも裏を返せば捨てられない人が大勢いるという証拠です。
このモノを持ったら捨てられないことをなんというのかと調べてみたら「所有意識」というそうです。
下記サイトが面白かったのでfxと関係ありませんがお時間があればご覧ください。
上記サイトより引用しますと、モノを所有してしまうと特徴①「所有するまでの労力が大きければ大きいほど手放しにくくなる」そうです。
めちゃくちゃ思い当たりますね〜。
モノ=ポジションと言い換えると
エントリー前の相場分析に限らず、朝から精神を整えてってやっていることを考えるとエントリーに全集中しているので、ポジションを持つまでの労力は相当なモノです。
特徴②「失うものに注目してしまう」
損切り=資金を失うことが確定しますので、そこばかり目がいってしまうんでしょうね。損切りは本来次のチャンスを掴むためのものなんですが、含み損を抱えてる状態ではそんなこと言ってられないのもわかります。
特徴③は「以前の生活水準に戻れない」という項目でしたのでfxには当てはまらそうなので割愛しますね。
特徴④「自分の所有物を過大評価してしまう」
これもめっちゃわかります。
だって、一生懸命分析したんだからそれが正しいと思いたいじゃないですか。
だから、「今は含み損だけど思った方向に行くはず」という気持ちになっちゃうんですよね。そして、損切りした後に思った方向に行くって経験は誰もがよくしていると思うので、今回もそうだと思っちゃうんですよね。
この所有意識が損切りさせにくくしてくるので、一体どうしたらいいものかと考えたところ、
エントリーの際にポジションを持つという表現ではなくて、優位性に賭けると僕は今では言っています。
表現が違うだけで同じことなんですけどね。
でも、優位性に賭けていると表現したら、その優位性が崩れたらもう負けじゃないですか。
その負けの位置が損切り位置なんです。
優位性が崩れてるのに戻ってこいとか思ってたらそれはほんとのギャンブルになっちゃうし、
優位性が崩れたら手仕舞うべきだっていうのは自分自身納得できて、
所有意識が邪魔してこないんですよね。
だって、そもそもエントリーの時にポジションを所有しているって意識じゃないから。
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