FXの世界では虐待犬症候群っていうのがあるらしく、要するに何故タジタジするのかって話しです。
虐待されていた犬は新しい飼い主のところに行っても虐待されていた頃の記憶があるので、新しい飼い主を信じられません。いくら新しい飼い主は優しくて思いやりのある愛情溢れた人であっても、虐待犬にとっては簡単に信じられる話しではありません。そりゃそうですよね、ひどい思いに遭っていたのですから。
FXでも間違いなく誰でも最初はボロボロに負けます。相場にコテンパンにやられます。
上がると思ったら下がり、下がると思ったら上がり、というのは序の口で
損切りしたら上がっていき、じゃあ買うかと思ったら即下がりとまるで自分が相場に弄ばれたかのような感覚に陥ることもあります。
そういうことが続くとタジタジ病を発症します。
正しいエントリー位置でさえ、疑い出すのです。
そして、相場は僕たちをさらに弄んできて、エントリーしないときはものすごい伸びるんです。
あーエントリしとけばよかったーと後悔するので、次の押し目買い・戻り売りではエントリーするのですが、エントリーしたら逆行して損切りってこともよくあります。
こういう経験が多すぎて、「どんなことあったっけなあ」と考えなくてもスラスラ記事が書けます。
しかし、成長に成長を重ねていくと段々エントリーポイントが合うようになってきます。
今ちょうど僕が感じているのは自信がないんだけど、エントリーポイントは合うという感覚です。
タジタジしている人がエントリーポイントが合うようになってくるとどんな問題が起きるのかっていうと「ホールドし続けられない」という問題が起きます。
ホールド時のメンタルがブレるブレる。
ルールでは15分ダウ崩れまで持つっていうことでホールドを一生懸命練習していますが、メンタルが全く安定しないのでこれはよくないと自分自身を振り返ってみるようにしました。
まず、メンタルが安定するしないという前に僕は何を考えているのか考えていると、基本的に「起こる可能性が非常に低い出来事を想像している」という思考の癖に気づきました。
虐待犬症候群のように、エントリして直後に逆行して損切りという経験をたくさんしてきた結果、エントリポイントが正しくてもその経験が思い出され、ポジションを手仕舞おうとしてくるのです。
なるほど、これじゃ辛いわけだ。
ただ、短期的な感情に振り回されて行動するとFXに限らずいい結果を生み出しません。だから、この思考の癖を矯正して行こうと考えたんです。
一次感情の矯正はなかなか大変でエントリ直後に「ルールはダウ崩れまで持つなんだからルール通りやろう」となかなか考えられませんでした。
だから、一次感情に対してどう考え、どう対処していけばいいのかを考えました。
僕がホールド時に感情に振り回されて決済してしまうのは、上記の虐待犬症候群によるものだと分かりました。
また、エントリに自信がないという自信喪失という状態もあるかと思います。
そこで、損切りにあったらどうなるかという思考矯正は以下のようになりました。
失うものは資金の2%のみ、ただしその報酬として成長の機会を得られる。
トレード前には全力を尽くすと誓い、その対価に課題をくださいと願う。
成長の機会は負けトレードからしか生まれない。
1回資金を失ったからといって総資金を失うとかずっと勝てないといった未来を想像することはしないこと。
長期的に勝ち続けるトレーダーなら必ず負ける時はあり、勝ちトレーダーは誰もがその負けトレードから何かを掴んでいる。
反対にうまく決済できて勝ちトレードになったらどうでしょう?
勝てるようになったのは全て見える化流ラボのtakeruさんやそのメンバーシップの方達のお陰です。
ですから、勝ちトレードは感謝の気持ちがわきます。
ということは、勝ち・負けじゃなくて
トレードの結果は、感謝・成長しかない。
プラスしかない、、、
なんで僕はこんなにメンタルやられるんだろうと逆に思うようになってきました。
こんな感じでメンタルコントロールをして行こうと思います。
コメント