こんにちは、Yosukeです。
今日はメンタルの基礎編の最後をやっていきます。
その前にメンタル編の復習をします。
- 感情は悪ではない。
- 感情とは自分のボトルネックを知らせるシグナルである。
- 感情には一次感情と二次感情があって、分けて考え、二次感情で一次感情を増幅させない。
- 感情の見える化とは、とにかく記録に残すこと。自分が探偵になったつもりで、感情が湧いた時を記録する。
- メンタル強化=感情の抑制ではなく、感情が湧く原因を突き止め、感情の解消を目指す。
- 自分を統計化し、感情が湧く前に感情が起こりそうだというのがわかる。
- トレードを3段階に分けることによって焦点を当てるトレードを絞る
- Cゲームを攻略しなければ全体的な前進というのは望めない。
今日はCゲームまで特定できたことを前提に話をしていきます。
このCゲームの特定に1ヶ月〜数ヶ月かかる場合もありますので、焦らずに記録を続けていってほしいと思います。
Cゲームとは簡単に言えば、自分ではない自分が出てそんなはずじゃなかったのにと後悔をしているトレードです。
感情問題の解消
非常に大切なことなので何度も伝えたいのですが、問題を抑制するではなく、問題を解消することを目的としています。
感情問題の抑制とはメンタルを強化し、その問題に動じなくなるとか何も感じなくなるといったことを指すと思いますが、感情問題の解消とはその感情を引き起こしている事象に焦点を当て、その事象に対する向き合い方を変えることによって、問題となっている感情がそもそも引き起こされなくなる状態を目指しています。
多くの人にとってシャクトリムシの後ろ側を前進させる鍵は、後ろ側をその場に留めている感情の問題を矯正することだ
p.76
メンタルハンド履歴
メンタルハンド履歴はあなたが自分の反応を見える化する際に収集した情報の分析に役立てることができる
p.76
メンタルハンド履歴は著者オリジナルの解決方法で、僕はこのメンタルハンド履歴をバカ真面目に自分に起きた課題に対して愚直に行ってきました。
ipadのgoodnote5というアプリを課金して、とにかく書いて自分と向き合って行きました。
メンタルの強い・弱いじゃないよ。自分とどう向き合うかだよ。
メンタルハンド履歴は5つのステップに分けられています。
それでは以下より1つずつ詳細にみていくことにしましょう。
ポイントは全てのステップが一度に書けるとは限らず、何日間かかけたり試行錯誤したりすることが起きますので、諦めずにできるところから書き出していってください。
ステップ1 問題を詳細に書き出す
誰かに説明するかのように、今自分が何を問題だと考えているのかを書き出していく。
僕が初めてメンタルハンド履歴を行った時は「ホールドができない」でした。
ステップ2 その問題を抱えていることに何故筋が通っているのか、またはどうして自分がそのように感じ、考え、反応しているのか説明する
たとえ自分が弱っても、傷ついても自分が傷ついた出来事と感情には原因と結果という因果関係があります。そしてその因果関係は今までの自分の中では正当性があったはずです。
この正当性に注目をして、xxだから自分はxxと思った・感じたというように書き出していきましょう。
なお、多くの方が「そのように考える自分」というものに問題があると思ってしまうようで、ここから派生して「なんて自分は弱いんだろう」という二次感情を引き起こしてしまいやすい。
あなたが問題なのではない。欠陥、バイアス、幻想が問題なのであり、このステップでそれを正確に突き止めることが極めて重要だ
p.79
「なぜ自分はこの問題を抱えているのか。そう感じることはなぜ筋が通っている?どうしてこのように反応している?」と自問しよう
p.80
僕は先ほどのホールドが出来ないという理由の正当性に、「伸びそうなところでエントリしているのに伸びていかなくてつらい」と書きました。
ステップ3 なぜステップ2のロジックに欠陥があるのかを説明する
ここが重要で、自問自答をすることで自分で自分のおかしな点に気づけるようになります。
これを頭の中でやると混乱してくるので、書き出して俯瞰したり客観的にみることが必要になってくるんです。
僕の場合、頭の中でやると自分で自分を正当化する思考の癖があるので、めちゃくちゃ書きました。
このステップ3はステップ2で理由を正確に書き出せていれば、欠陥を見つけるのはそんなに難しくない。
p.81
クライアントたちがこのステップで犯す最大のミスは恐怖などの感情を抱くのが欠陥だと考えることだ。感情が欠陥であることはあり得ない。感情はシグナルだ。
p.81
「伸びそうなところでエントリしてるけど、誰もすぐ伸びるなんて言ってない」っていうのが僕がホールド問題で気づいた最初の気づきです。
当たり前じゃねーかw wって思いますよね。
僕の問題は「すぐに伸びていきそう」という幻想にあったんですね。もしくは伸びていってほしいという期待が問題の根本でした。
ステップ4 欠陥ロジックの矯正手段を考えてみる
ステップ3で自分が今まで考えていた思考には欠陥があると気づいたと思います。
で、あればどのように考えればいいのか?を考えていきます。
AならばB、BならばCと今まで考えていた自分ですが、「あれ、Cはおかしいぞ」と気付いたならば、BならばDというように思考を矯正することができるのです。
今まで自分が気づかなかった思考の癖というものをここであぶり出して、正しく矯正していくことがこのステップ4になります。無意識を意識下してまた無意識に戻すといったイメージです。
僕のホールドの問題の矯正手段は「伸びていきやすいところではなく、損切りに遭いにくいところでエントリした。すぐに伸びるかもしれないし、揉み合ったり、全戻しをしてくるかもしれないが、最終的には損切りに遭わずにエントリした方向に確率的に伸びていきやすい」です。
このチャートに対する期待といったものを排除し、確率的に高い方に賭けているんだという意識を強く持つようにしていきました。
あなたのメンタルゲームの原因となっている欠陥に対する簡潔で論理的な矯正手段を決めよう
p.81
ステップ5 何故その矯正手段が正しいのか説明する。
このステップはおまけのようなものでステップ4で自分がしっくりきたら、それが答えです。
今ipadのノートを読み返してみたら、ざっと以下のような問題に取り組んでいました。
- ホールド時に不安になる
- 損切り後の2回目エントリで怒りがこもったエントリをする
- エントリしたら急に不安になる
- すぐ伸びないと不安になる
- 一旦止まると予想されるところで止まると苦痛を感じる=止まったところですぐ決済したくなる
- 連敗するともう勝てない気がする
- 連勝すると資金を失いたくない気持ちが強くなり途端にエントリを躊躇し始める
- ロットを上げることに抵抗を感じる
- そもそも自己批判をする思考の癖があって、エントリ後自分の判断を疑う
いやー、ネガティブですねぇ
共感できる人たくさんいるんじゃないですか?
でも、大丈夫です。
改善できますから。
メンタルハンド履歴、やってみてね!
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