ゾーンを読んでいて、「結局ローソク足がどうして上下するのかという理由が分かれば、いつどこで誰がどのようにいくら資金を投入するのか絶対にわからないののだから、自分の分析が正しかったからトレードに勝ったと断言することは絶対にできない」という文章があります。
だから、「分析の方向にチャートが伸びていって勝った」という場合もあれば、「分析が間違っていてもチャートが伸びていけば勝つ」ということは往々にしてあるといっています。
同様に、「分析は正しくてもチャートが違う方向に行けば負ける」という事もあります。
これは負けても”いい”トレードだったということができます。結果負けちゃったけど、GOODトレードという意味です。
負けるトレードというのは、分析が正しくて負ける場合もあれば、分析が間違っていて負ける場合もあります。
勝つトレードというのは、分析が正しくて勝つ場合と分析が間違っていても勝つ場合ということになります。
この四パターンあるうち、負けた時というのは資金は減りますが、分析が間違っていて負ける場合は反省できるし、分析が正しくて負ける場合というのはそれが経験になるし、どっちも次に繋がるのでよかったということになります。
え、負けてよかったなんて事になるの?!って自分でも思いました。
ブログを書いてる時は「これを書こう」と思って書き始めるのですが、書いてるうちに指が勝手に動いて結論を導いているときもあって今まさにでした。
分析が正しくて勝った場合も資金が増えて明日もその調子で頑張ってください、ということでOKです。
問題は分析が間違っていても勝つ場合って判断できるのかなあと思うところです。
分析して、ローソク足がどう動く可能性が高いかに賭けて仕掛けているんだから、その通りになったら分析通りだったと思うのは当然のことで、分析間違っていたけど勝っちゃったって思うかって言われたら難しそうです。
だから、結局どうすればいいのかなあって考えていたらふと頭に浮かんだのが、
「これは反省材料に使うのではなくて、決して調子に乗っては行けない、自分を過信してはいけないっていう相場を楽観視しようとする自分に対する抑止力になるんじゃないか」
ということです。
正解っぽくないですか?よく頭に浮かんだなと思います。
そう考えたらこの四パターンをバランスよく取り続けられたら、相場で生き残っていけそうな気がしてきました。
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