ゾーン最終章をよくオーディブルで聞いていますが、何度聞いても新しい発見があります。
今日は「トレードは一連の結果で考える」という言葉にビビッときました。
勝率100%が絶対にありえないというのは全トレーダー、始めたばかりのトレーダーであっても分かっていることであれば、
例えば勝率60%として、次の10回のトレードのうちどの6回が勝ってどの4回が負けるかというのも絶対にわかりません。
そのことが完璧に理解できれば「次のトレードで負けようが気に止むことはないし、自分が間違っていたとか、自分は負け犬だと思う必要も全くない」というのがゾーン第三章で書かれています。
わかるのはトータルで勝率60%であるということであって、次のトレードが勝つのか負けるのか、1回1回のトレードは独立していて勝つのか負けるのか絶対にわかることはないとゾーン最終章では口すっぱいほど繰り返し伝えられています。
1つ1つのトレード結果を気にしないというのは、勝ち負けはさておきという話しではなくて、「次のトレードに集中するため」というのも分かってきました。
自分には未来や相場をコントロールすることはできないのだから、今できることに集中しなきゃいけない。
集中するためには過去となった結果をいつまでも引きずっていてはいけないんです。
7つの習慣という本では、自分が主体的であるためには物事を「影響の輪」、「関心の輪」に分けて考えることを勧めています。
影響の輪とは自分がコントロールできる出来事、現在、自分です。
今の相場をどう見るか、どういう行動を起こせるか、どういう心理状態でいるか、望ましい心理状態でない場合どうするかなどです。
それに対して関心の輪とは、自分がコントロールできない出来事、過去、他人、相場です。
相場というのは関心の輪の中心にいるんじゃないかというほど自分では全くコントロールすることができない領域です。
相場と向き合っているようで関心の輪である出来事に集中し、自分と向き合い続ける。
これがFXを勝ち続けることで大切なことなのかもしれません。
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