損切りにあったらチャートから離れてしまう、やる気がなくなってしまうという数ヶ月前の僕のような人いませんか。
そんな人に向けてこの記事を書いていきます。
負けたから資金が減るというのは正しいのですが、
勝った時でもリスクは存在しているというのは今月散々言っている事です。
先日自分でHITMANのアプリをやっている時に思いついたスナイパーの例えがなかなかヒットしたので改めて1記事として書こうと思いました。
スナイパーというのはひたすらターゲットを狙い続け、弾を撃っているのですが、シティハンターの冴羽獠のように一発必中というわけにはいきません。
ターゲットを仕留めても仕留められなくても撃てば弾は消費します。
冴羽獠でさえ弾を撃てば弾は一発なくなります。
この弾を撃てば弾を失うというのがリスクに該当します。
弾を撃つまでは弾を消費する可能性は0ですが、弾を撃てば必ず弾は消費されます。
FXではエントリーするまではリスク0ですが、エントリーすれば必ずリスクが発生します。
FXは差金決済のため、勝てばプラスの収益のみ入ってくるので弾が消費していないかの感覚になってしまいます。というか、普通がその感覚です。しかしエントリーをすればその瞬間必ずそのポジションはリスクになります。結果、勝つ・負けるに関係なくエントリの瞬間にそのポジションはリスクに晒されているんです。
また、スナイパーなら弾を撃って外れても、ターゲットが生きていればまた狙うじゃないですか。
FXも同じです。狙った波がまだ続いているようならばまた狙うんです。ここが大切です。
何故ならば、分析の結果こっちにいきやすい・いく可能性が高いというのは分かっても、いつどこで誰がいくらどう資金を入れてくるのかは絶対にわからないからです。
分からないけど、次狙えば当たる可能性が高いというところを狙い続けることによって、無事ターゲットを仕留めたとします。
そうすることによって、スナイパーはそれまで消費していた弾代以上の報奨金が得られるのと同じように、FXでもプラスの収益となって戻ってくるんです。
1回1回の勝ち負けは気にすることなく、ターゲットが現れたら狙い続ける。
1回1回の勝ち負けが気になると、3回外すとターゲットがいるのに狙うことができなくなります。それは相場分析ではなく自分の内面・心理的な問題に他なりません。
その心理的なブロック、心理が原因で行動ができなくなる要因をこの記事のようにリスクを解釈し、「負けたら怖い」というメンタルがそもそも違うんだということに気づいていただいて、”狙い続ける”ことによって資金を増やしていきましょう。
ちなみに、スナイパーは100%ターゲットから狙われない安全な立場ですが、あえていうならビルの屋上から狙ってたら突風が吹くかもしれません。FXでは突風が吹くことは多々あるので、必ず損切りという杭を打っておきましょう。
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