こんにちは。Yosukeです。
今日はメンタル基礎編NO.3で感情を見える化するって話しをしていきます。
これは見える化LABOのような筋トレをする話しではないので安心してください。
感情の見える化はすぐ出来ます。
でも、継続することができる人とできない人がいるんだろうな〜って思ってます。
感情を見える化することによって、ますます精神的に安定したトレーダーになること間違いなしです。
己を知って敵を知れば、百戦危うからずというムキムキのトレーダーになることができますので、一緒に頑張っていきましょう。
感情をどうやって見える化するのか
感情を見える化するとは、難しいことは何もなくて感情が出た時にその時の感情を記録するということになります。
電子媒体であれ、紙媒体であれ、自分のトレード日誌に自分の感情を記録することによって、後からその感情が出た時というのを振り返ることができるようになります。
少し話しは脱線しますが、トレード日誌には、チャートがどんな様子か、方向が上とか勢いがとかを書いてると思いますが、それに加えて感情・思考も記載することがトレードスキル爆上げのきっかけになります。
日誌は、リストのようにして項目1 方向、項目2 勢い と書いている人も多いですし、僕も最初はフォーマット化するためにそのように書いていました。ただ、だんだんと自分が今どんな気持ちでチャートを見ているのか、という感情豊かな記録をしていくようにシフトするようになっていきました。
だから、例えば「ん〜〜〜4時間足の優位性はある。。あるけど、、、」って書くと悩んでいる様子が後から振り返って自分でわかると思います。
「エントリーした、、!ちと怖い、、!」と書くことでエントリ時に不安・恐怖を感じていることがわかるようになります。
「うううーーだめだ!ホールドできない!!」と書くことで感情が原因でルール違反をしたことがわかります。
そして、後からこの感情が出てきたトレードの結果はどうだったのかというのを振り返ることによって、エントリしていたらどうなっていたのか、勝率はどう変わっていたのかという自分だけの過去検証へと繋げていくことができるんです。
「あれ、、怖かったけどちゃんと勝ってるな?」と分かれば次から恐怖は、、出なくなるんです。
「あれ、、怖かったけどそのままホールドしてたらすごいpips出てるじゃん」とわかると次からホールド、、しやすくなるんですね。
話しを戻すと感情を記録するには以下の文章が役に立ちます。
自分の感情を記録して見える化するにはどうすれば良いだろうか。それはトレーディングでの1つ1つのミスにおいて、その前後や最中に何が起こっているかに気づき、調べ、書き出すことだ。以下はあなたが検知すべき項目の抜粋だ。
・トリガー・思考
・感情
・態度
・行動
・意思決定の変化
・相場観やチャンス、現在のポジションに対する考えの変化
・トレーディングのミス
p.45
感情や思考について書き出す他に、黄色の線で引かれたところにも注目してください。
感情は自分の思考・意思決定を変えさせるorストップさせるという強力な力を持っているので、感情によってどう自分が変わったのかというのを記録していきます。
何度も記録していくと、何度も同じミスをしていることに段々気づいてくると思います。
そして、そのミスが同じ原因によって引き起こされているというのがわかってくるんです。
僕の例えで恐縮ですが、僕はホールドしている時の全戻しのストレスに耐えられない=15分ダウ崩れまで持てないということが問題でした。
押し目買いの場面では、15分足の高値越えから入っているのですから、15分は安値切り上げやすいはずなのに全戻しをしてくるということでストレスに耐えきれず、安値切り上げやすいフィボ0.618%を割ったあたりで損切りをしてしまい、その後の波を取り逃がすということばかりでした。
頭が爆発する時こそ探偵になりきってヒントを集めるまたとないチャンスなのだ。加えて、物事を書き出す行為は感情を鎮静化させる作用がある
p.46
メンタルが問題だと思っている方、よく上の文章を読んでください。
自分がしんどい、その時がチャンスなんです。
その時じゃないと改善のきっかけが掴めないんです。
毎日毎日筋トレして前進しているはずなのに結果が出ないと悩んでいる方いませんか?
この辛いときに掴めるものが一生の財産になるかもしれないんです。
感情を記録して何を見つけようとしているのか
感情はシグナルなので、きっかけにすぎません。
感情が湧いたときに起きたことを書き留めていくのですが、そもそもこれ何を見つけようとしているの?って話しなんですが、ここでボトルネックという概念をお話しさせてください。
ボトルネックとはペットボトルをイメージしてもらって、一番細いところになります。
ビジネス入門編】ボトルネックの意味と克服するポイントを紹介します | SFA JOURNALより引用
https://next-sfa.jp/journal/skill/bottleneck/
簡単にいえば、弱点です。
大切なことは、弱点を克服すると欠点が1つ解消されたという単純な話しではなくて、弱点を克服するとそれ以外の流れがスムーズになる、最終的な成果がアップが期待されるのがボトルネックを克服する効果なんです。
ボトルネックの概念について話すと長くなるのでyoutubeの動画で簡単に話しをしたので、ご興味がある方はご覧ください。
結論は、ボトルネックと呼ばれる弱点を改善することによって全体のパフォーマンスが上がるということになります。
全体のっていうのがポイントです。
そのボトルネックを見つけるために感情を見える化していっています。
感情の見える化の効果
感情を見える化するとは自分が感情を認識するということになります。
この認識することと感情を抑制することは別問題で、わかっているけど感情の抑制が効かないということもよくあります。それほど感情の力は強力です。
そして、僕たちが目指しているものは感情を抑制することではありません。メンタル強化・メンタルを強くするというのは感情に打ち勝つ・感情の抑制を目的にしますが、ポイントはそこではありません。
感情を見える化することにより、何が感情の原因になっているのかを明確にしていき、その原因にアプローチをすることによって、感情の解消を目的とします。
感情を見える化することによって感情を認識すれば、問題が解決するものもありますが、問題が複雑に絡み合い認識しただけでは解決しないものもあります。
それを1つずつアプローチして、問題を解消していく。
問題が解消されるから、感情が引き起こされないので、感情の問題が解消されていくのです。
これがメンタル編の3番目の記事になります。
これで今まで起きていた感情に対する気持ちというのが少し楽になってもらえたら嬉しいです。
感情とは何かという話しから感情に対する認識を改め、感情を記録する方法を伝えてきました。
次は見える化されたデータを分けていきます。見える化の統計化というお話になります。
参考文献
左記の本を引用させていただいています。
引用項目のpはこの本の何ページ目かを表しています。
コメント
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