FXでは自分の性格がマイナスに働きやすいです。だから、自分がどんな性格をしていて、それがどんなマイナスの効果を引き起こし、どうやって矯正・改善していけばいいのか1つずつ見直していくときっとFXの成績も改善していくと思ってます。
今まで自分がどんなこと考えているかなんて考えても来なかったのですが、そういえば自分ってこういう性格だったんだと気づいたことがあります。
それは「他人に自分はすごいと思われたい」という承認欲求です。僕はSNSは一切やってないし、承認欲求の塊のような写真を見ても羨ましいとも何とも思わないのでまさか自分がそんな欲求あったなんてと思ってるのですが、僕にも承認欲求がありました。そして、それがしっかりマイナスに働いていました。
「ここでエントリーして大きく取れたらすごいな」とか「この抵抗線を超えたら、大きく伸びるからその手前の押し目買いでエントリしよう」とか他人の羨望を期待したエントリーが無茶苦茶多かったです。
誰も僕のエントリなんて監視してないし、気にもしてないのに です。
独りよがりのエントリばかり繰り返しては損切りの嵐で「俺はこんなはずじゃない」という自信が段々崩されて「俺は本当はできないやつなのか」という自信喪失につながっていってしまいます。
僕はゾーンという本を読みまくっていたので、「損失の結果とあなた自身には何の関係もない」というのを叩き込まれているので、自信喪失にまでは行きませんでしたが、タジタジ病にはなりました。
なので「自分はこういう承認欲求がある」ということをまず認めました。
自分のマイナスのところを否定することではなく認めることで心が軽くなるというのを何かの本で読んだからです。
次に、その承認欲求によって博打的なエントリを繰り返しているという事実を知りました。
未来を自分に都合にいいように予想し、そうなったら大きく獲れるというのは獲れません。
以前取れそうは取れないというブログを書きましたが、取れません。
最後に改善です。
「どうだ、俺すごいだろ、こんなところでエントリして大きくpips獲ったぜ」というのは、FXの世界では全くすごくないということに気づきました。
FXは誰もが誰かの後についていき、誰かが自分の後についてこないと利益になりません。
誰もがそうなる確率が高いということに賭けているのであって、次のトレードの結果がどうなるかなんて誰にもわかりませんし、プロは分かろうともしていません。
だから、未来を予想したり期待したりするのではなく、現実を把握し自分のエッジに優位性があるというところだけでエントリをするという当たり前のことを当たり前のようにし続ける方がすごいという賞賛を得られる世界なんです。
承認欲求があるからそれを無くせというのは大変かもしれませんが、当たり前のことを当たり前のようにやって賞賛を浴びようとする方が建設的で簡単な気がするし、資金を増やすという目的に自分の欲求が合致してプラスの方向に働くような気がします。
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