久しぶりに損切りという言葉を使いました。
fx初心者に対するアンケートという記事を読んでいて、fxをやっていて一番後悔したことというのがこの損切り位置をずらすことだそうです。
損切り位置を設定しなかったこと ではないんですね。
損切りはプロはもちろん初心者も設定しているというのがこれでわかりました。
初心者はいわゆるコツコツドカンというパターンで資金が溶けていくと聞きますが、ドカンにもコツコツがあって少しずつ位置をずらしていってるんですね。
これの対策として、ロットを下げるというのがよくある回答です。
資金を失いたくないから損切り位置をずらしてしまうので、失っても次に繋げられる資金で行えば損切りというのは問題ありません。100万円の資金が99万円になっても1万円を狙いにいくことは同じように再現できます。
これが10万円の資金で1万とか2万とかロットを張るのでおかしくなります。
人間は元本の30%失うと理性が働かなくなるそうなので、1、2回の取引で崖っぷちの状況に”自分で”追い込んでいます。
また、僕が考えるこれの回答は、シナリオの甘さだと思います。
フィボナッチ0.5で戻るだろう とか 移動平均線でグランビルするだろう とか そういう期待でエントリーをし、その期待が外れたら次の期待をする その次の期待も外れたらその次の・・・その結果、期待が裏切られ続けて資金がなくなるのだと思います。
期待ではなく説明ができるかどうか、そのシナリオがどうなったらシナリオが破綻したとして一旦手仕舞いをするかだと思います。
プロのディーラーは投資家に説明責任があるので、全て文字で説明できるそうです。
であるならば、自分自身という投資家に対して説明して自分で納得できたらエントリーをするべきです。
こうなると期待するからお金かけましたという人に貴方は投資しますか?
次こそ大丈夫だと思うから損切り位置をずらしました。という報告を受けて貴方は納得しますか?
資金管理とシナリオ想定をしっかりしてエントリーをしていきたいですね。
コメント