こんにちは、Yosukeです。
今日はトレード日誌について、なんですが実はこのブログを始めたのが2021年11月11日で今日でちょうど丸2年になります。ひたすらインプットしたこと・思考したことをアウトプットをし続けてきてようやくトレード日誌ってこういうこと書けばいいんじゃないのか?というのがまとまってきました。
この2年間数値化を一切してこなかった理由、それは、、「見ると落ち込むような成績だったから」に他なりません。
ただ、ここ4ヶ月くらい調子が良くて明らかに見るものが変わってきた感じがして、そろそろ数値化かな?というところでtakeruさんがちょうどよくトレード日誌のLIVEもしてくれました。
見える化流も踏襲しつつ、僕の考えるトレード日誌というのをお伝えしたいと思います。
中の人、この記事書く気合十分です!!
2周年記念日ですし!!
トレード日誌には何を書く
正直にいうと、僕はトレード日誌を作ることを一度挫折しています。その理由は作ると落ち込んだからです。
後に僕のトレード日誌を公開しますが、僕はエクセルやらナンバーズを作るのは好きでFXを始めてからもすぐに意気揚々とシートを作りました。
9時エントリー9時8分損切り マイナス25pips 負
9時半エントリー 9時45分損切り マイナス30pips 負
10時エントリー22時30分利確 プラス3pips 勝
とか、、そんなのばっかりだったんで段々作るのが苦しくなり、
勝率8%、リスクリワード0.05という数字を見た時に「これはつけるのをやめよう」と思いました。
そこから1年ほどトレード日誌は数値化ではなくて、トレードから何を学んだのかというアウトプットをたくさん行いました。
何を学んだのかということを記録するということはトレードがない時はトレード日誌もつけません。
4時間足の優位性に賭けるという見える化流では1週間のうちに一回もトレードをしない時、というのもあります。
その時にふと「待つということもトレードの一部だったら、待っている時に何を考え、何を学んだのか、という記録をとることもトレード日誌なのではないか」と思い、そこから毎日トレード日誌をつけるということが習慣化されていきました。
当初はノートパソコンでトレードをしていて普段はチャートを開いていて、エントリの時にスクショを撮って、エグジットでスクショを撮ってその2枚をエクセルに貼り付ける為にエクセルを開くということをしていたのですが、このエクセルを開くというのが手間で面倒でした。
しかし、待つこともトレードということはトレード日誌は常に開きっぱなしにして気づいたことは書き留めておきたいということでこの辺りからマルチモニターを利用したいと思うようになったと思います。
そんな決して順調だったとは言えない僕ですが、回り道しながらもなんとかトレード日誌にこれだけは書いておこうというのをリスト化します
- チャートのスクショ
- 自分の判断・論理・根拠・示唆といったエントリ・決済に対する合理的(だとその時は自分で思ってる)な理由
- トレードをしている時の思考・感情の推移(落ち着いている・欲・恐怖・不安・怒り・自信過剰)
- 利確や損切りといった結末、pips数
- 反省、学び(ルール通りできたのか、何故損切りにあったのかなど振り返る)
特に感情は残してください。
何故ならば、ある程度ムキムキになってきて、「もうこれイケるんじゃない?!」って思った頃に足を引っ張るのが感情だからです。
トレード日誌の情報を数値化=分析する
僕はこの莫大なインプットデータを活かすことをせずに1年以上経ってしまったのですが、ある日「何度同じミスすれば気が済むんだよ!」という怒りのような気持ちが芽生え、初めてトレード日誌を読み返しました。
そこには、「何度同じミスすれば気が済むんだよ!」って書いてありました(笑
今この記事を読んでくれている方も少なからず身に覚えあるでしょう?
「またやっちまったー」くらいならいいんですよ、それを超えるレベルなんです「何度やれば気が済むんだ、、」っていうのは。
またやったなーっていうのがある人は必ずトレード日誌をつけて、読み返しをしてください。それだけで成績爆上がりします。
まだつけてない人はつけるところから、つけても読み返していない人は読み返しまくりましょう。
次に先日2023年11月頭に行われた見える化LIVEでトレード日誌について教えてもらい、そこで数値化の話しが出て、「そろそろ数値化していくか」と思った次第です。
アウトプットを始めてから2年後に・・・ようやく・・・!
ただ、この2年間何もしてこなかったわけではありません。僕なりに学んできたを今回トレード日誌に織り込んでいきます。
成長を見える化する
まず、”ミネルヴィニの勝者になるための思考法”という本よりアウトプットは、プロセス・パフォーマンス・アウトカムに分けるといいそうです。
「・・・は?」って感じですよね。
アウトカムは結果という意味だからいいとしても、プロセス=過程、パフォーマンスてなんだ、パフォーマンスも実績って意味じゃないのかって思いませんでした?
僕は思いました。
カタカナを出されてもよくわからないのですが、この本では具体例が示されていてよくわかったので、具体例を引用します。
今日のトレーニングでは胸部を1セット10回で4セット行おう。これがプロセスだ。パフォーマンスの目標とは、挙げる重量を10%増やすとか二回多く繰り返すとかいったことだ。それに対してアウトカムの目標とは12月31日までに体脂肪率を10%まで減らす、といったことだ。
ミネルヴィニの勝者になるための思考法 p178より引用
パフォーマンスの向上をプロセスの目標に反映させ、プロセスを正しく行えば最終目標に辿り着くといった具合だ。
これを読んで僕が思い出したのはよく自己啓発の本で書かれている事ですが、ニューヨークまでの道は照らせなくても60m先の道は照らせるし、それで十分車を走らせられる。そしてその道がニューヨークまで連れて行ってくれるとか、そういった類の話しです。
日本語の諺で言えば、千里の道も一歩から です。
僕はこの話しがすごい納得できて、たとえば自分の趣味の筋トレでも「体重を落とす」という目標は本当に長期的な視点で考えないと間違いなく自分が嫌になります。必死に運動してもすぐには体重は落ちないのに対して、水飲んだだけで体重は増えますし便秘になれば体重はまず落ちません。ですから体重を落としたいという目標だけでは一喜一憂し、そのうちトレーニングをやめて挫折します。
だから、体重を落としたい(見栄えを良くしたい)という目標のためにトレーニングをどうやってしていくか、摂取カロリーはどうするのかと、体重は最終目標として頭の片隅におきつつも、自分の出来ることを数値化していくことが非常に重要になります。
こういった思考でいるのでトレード日誌をつくろうと考えた時も、成長が見えるものを作りたいと考えました。
成長が先・成果が後 なんです。
成果である、勝率・リスクリワードをよくしていくというのが最終目標なので(あ、最終目標は資金を増やすことだ)それも作りますが、それよりももっと見るべき重要なことはあるよというのを盛り込みました。
ボトルネックを見つける
このトレード日誌の最大のポイントはテールイベントを無くすことと教わり、僕は「テールイベントがどこで起きているのか、どこが自分のボトルネックなのか」ということを見える化していきたいと考えました。
そこで、まずトレードには5つの段階があるということを思い出してください。
- 環境認識をする
- エントリ前まで待つ
- エントリを行う
- 決済まで待つ(ホールドする)
- 決済を行う
一連のトレードというのはこの5段階しかありません。ですから、まずはトレードを5つの工程に分けました。
そして、その工程でどんな感情が湧いてくるのかということをトレード日誌で記録つけていき、その感情を「欲・恐怖・不安・怒り・自信感情」という5つの項目に分けました。
これは感情理論という本で紹介されている人間がトレードを行うにあたり出てくる一次感情(本能的に起きる感情)であり、この本を読むとそれぞれの感情に対してどうやって対処したらいいのか参考になることが書いてあるので、この項目に分けました。
さらに過去のトレード日誌を再び読み返し、自分がとる行動・ミス原因をパターン分けしていきました。
この自分がとる行動・ミス原因のパターン分け、これがとにかく時間がかかります。
あと、黄色の認識率も項目に盛り込んでみたのですが、まだ作ったばかりで使えていません。
そうして出来上がったのが下記のようなトレード日誌です。
どうしよう、誰かの役に立ちたいと思って作ったのに一人で暴走しているような気もする・・
ただね、これを作って良かったと思うのは勝率よりもっと改善しなければいけない点が見つけやすいということです。
僕の場合は、明らかなのは感情が出てホールドができないという問題です。
たった3回ですが、この3回がどれもホームラン級の獲物を逃しており、ルール通りホールドしているだけでプラス183pips取れたという結果が出ています。
ということは、僕はホールドをルール化通りやったほうがうまくいくよというのがわかります。
そして、各工程で80%90%といういい行動をとっても、全体を通すといいトレード=S評価のトレードというのは半分くらいに落ち込んでいるというのがよくわかります。
0.8✖️0.8✖︎0.8= 0.512ですから、環境認識が8割正しい、エントリが8割正しい、決済が8割正しいだと半分しか正しいトレードにならず、またテールイベントによってガツンと損失を生んだり、利益を取り損ねたりして資金が減っていきます。
正しいことやってるはずなんだけどな〜っていう人はおそらくびっくりされる結果ではないでしょうか。
また、テールイベント=損失を生みまくるトレードというのもおそらくこれが原因じゃないか?っていうことも場合分けできましたので、これから記録をつけていって1つずつ改善していこうと思います。
勝率を見てても勝率は上がらない。(今思いついた
計算式はいつでも教えますので、ご連絡ください^^/(きっとこない)
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