お試しエントリーとは、「レジスタンス・サポートラインといった抵抗帯がある手前でエントリーをし、抜けたらラッキー、抜けなかったら決済」をするエントリー方法です。
僕はこのエントリー方法が好きなのですが、抜けなかったら決済が下手すぎてよく損切りにあってます。
お試しエントリーを場合わけすると、上位足が上昇トレンドだという仮定の上では
- 4時間足レジスタンス手前からの上抜けを期待したお試しエントリー
- 4時間足レジスタンス止められてからの下抜けを期待したお試しエントリー
といった2種類があります。
レジスタンス手前からのお試しロング
この図のようにレジスタンス手前で仕掛けていきます。
と言っても、ただレジスタンス手前でロングをするのではなく「ちゃんと1時間足では上目線確定した相場環境で5分足でエントリー」をします。
すなわち、いつもと時間足を1つずつ落として考えます。
いつもは「日足の抵抗帯が近いけど、4時間足のトレンドが出ているので15分足で伸ばす」ということをしていますが、
「4時間足の抵抗帯が近いけど、1時間足のトレンドが出ているので5分足で伸ばす」ということをするんです。
5分足でエントリーするのだから、いつもより損切り幅も狭くなり、抜けろ抜けろと思う時はサッカーでいうところのゴール手前での盛り上がりのようです。
また、押しをつけずにそのまま上昇していった場合もpipsを取ることができるというのがメリットです。
ただ、レジスタンスラインがナイスディフェンスをして一気に戻された時なんかは即座に決済しなきゃいけないのですが、先に伝えたように僕はそれが下手くそです。
レジスタンスで止められた後の下抜けを期待したお試しショート
4時間足では安値を割っていないので目線は上です。
目線が上の場合は、ロングを狙うのが定石ですが、このお試しエントリーでは「トレンドラインを抜けたことによってもうトレンドは終わったのではないか」という考えからショートを狙っていきます。
トレンドラインを抜けただけではトレンド転換をしたとは言えないので注意が必要です。
トレンドラインを抜けても、トレンドの角度が緩やかになって減速した上昇トレンドが始まることもあります。
ただ、トレンドラインを抜けたというのを重要視する人も多く、このパターンはトレンドラインがレジサポするところまでしっかり待てれば即含み益を得られやすいのが特徴です。
よって、このお試しエントリーは「大きな目線とは逆行しているので、チャートから目を離してはいけない」エントリーとなりますが、見事下抜けしてそのまま抜けていった場合は、通常の3波狙いだけではなく、天井の一波からエントリーして通常取れないそのまま戻りをつけない3波も取れてしまう美味しさがあります。
なので、ついついよく狙ってしまいますが、そもそも上昇トレンド中なので「4時間だけでなく日足のレジスタンスでもある」といった強いレジスタンスライン付近でお試しショートをするのがいいと思います。
まとめ
お試しエントリーは、「ちとリスク高いけど、トレンド継続・トレンド転換の示唆が出てることは出てる」というところからエントリーをしてみてダメなら利確する方法です。
メリット・デメリットがある一長一短のエントリー方法で難易度も高めですが、僕も一生懸命練習してこのエントリで食っていけるようになりたいなあと思ってます。
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