押し目って何かなーっていうのを具体的に定義すると「はっきりとした高安値がわかること」です。
はっきりわかることです。
「誰が見ても把握できる高値と安値を結んでいくこと、その高値を超えたら損切りはここに移動しているだろうなというのが誰もが判断できるところ」を結んでいくのがダウカウントです。
これと似て非なるものに、抜けたよね確認があります。
僕はこれの違いがよくわからなくてだいぶ苦戦しました。
下の画像の白矢印のところ、どう見ても高値には見えません。でも黄色の矢印で止められてるのが分かるので、「これは安値・・?」と考えてしまってました。
ここは、黄色の水平線=日足の節目を抜けたのかどうかを下位足で下を叩いて確認しているところで、白丸で囲んだところが4時間足のひと波ということになります。
注文の集中が見えてくるとここを割ったら目線が変わるというのはわかるようになるのですが、もし黄色の水平線を割ったら下位足で下目線に切り替わり、4時間足では高値を超えたので安値を切り上げやすい状況のままということになります。
どの波が今どんな状況なのかを考えていくことがマルチタイムフレーム分析ですが、その状況の1つに「上位足で抜けたかどうかの確認をしている」というのを加えると上なのか下なのか、勢いはどうなのかの他に考え方が増えていくし、しっかり押し目をつけているのに全戻ししたという判断ミスをしなくなります。
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