水平線を抜けたら大きく動くというのはそこに注文が溜まっているからと言われてもずっとピンときませんでした。
今朝、ベッドの中で理解できたので頑張って言語化してみます。
まず、エントリーをするとみんな損切りを入れます。
そして、その位置はたとえば今乗ってる波が上昇トレンドだったら、高値を更新したらその起点となる安値にずらします。これをトレールというのですが、トレールにもルールがあります。
図で説明すると、まず赤丸のところで買いエントリーをした人は赤線に損切りを置きます。
次に黄色でエントリーをした人は黄色に損切りを置き、赤丸でエントリーをした人は黄色丸の波が前回高値を超えたところで黄色線に損切り位置をずらします。それが黄色と赤線が2本引いてあるところで、そこは黄色でエントリーした人と赤色でエントリーした人の売り注文が集中します。
集中するというのは赤丸や黄色丸のところで買いエントリーした人はこの波のどこかで注文を入れてますが、売り注文は波の何処かではなく一点に集まるという意味です。
しつこいようにもう一度繰り返すと、今度は青丸で買い注文を入れた人は青線で損切りを置きます。
そして青丸の波が前回高値を超えたところで、赤と黄色丸でエントリーした人は青線に損切り位置をずらします。それが青と黄色と赤線が3本あるところで、そこは青と黄色と赤でエントリーした人の売り注文が集中します。
これが注文が溜まっているという状態です。
大袈裟に例えるなら、通常の買い注文が1とするならば、ここに売り注文が1000溜まっているイメージです。
投資家はなるべく安く買いたいので、損切りライン=みんなが諦める投げ売りするラインで買い注文が発生するので価格がまた上昇しやすくなり、
だから高値が止まり調整波となったピンクの下落トレンドでもこの3本が重なった価格、暗い赤色でぐちゃぐちゃに引いたゾーンで価格が止まりやすくなります。そこが一番安い認識で在庫がたくさんあるからです。
この水平線を割ってきたということは、損切り注文が成立し始めて売り注文の層が崩され始めたという前兆になります。売り注文の層が崩されてきたということは、在庫処分のようなもので投げ売りが始まったということになります。
ということは、投資家は今まで安いから買ったという視点から、今が一番高い価格=売り時なのではと考えるようになります。
なので今度は新規の大量の売り注文が始まり、価格は下落していきます。
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