マルチタイムフレーム分析を頑張ってしていますが、最近は日足の方向・勢いの検証をよくしています。
というのも、4時間足一本二本伸びたら成功なデイトレードであっても日足の方向・勢いを考えられるようになってくるとよりフラクタル構造というものがわかるような気がしてきたんです。
まず、特訓前の僕は下記の画像のようになっていたら「前回高値に近いので三尊からの戻り売りをしよう」としか考えられませんでした。
トレンドラインを引いて下抜けしたらリターンムーブで三尊右肩からの天井を狙ってショートというシナリオしか持てませんでした。
もちろん、こうなることも多いので僕の得意パターンの1つとしてあるのですが、思えばこれは3波を狙ったものじゃなくてトレンド転換の1波を狙っているということがようやく最近になってわかってきました。
この場面を日足で見てみると
こうですから、日足は高値を超えて安値を切り上げやすい上目線で、最初の4時間足の場面というのは「前回高値を越えようとしているところ」です。
ですから、日足・4時間足のトレンドフォローではロングを狙い続ける場面というのがわかります。
その結果が以下となります。
4時間足だけを見てると「大陽線をつけた後に前回高値付近で止まっているからそろそろ手仕舞いをしたい」という考えしか浮かばず、ショート狙いになってきます。
思えば、トレンド継続する時僕はいつもエントリーできませんでした。
後から見たら絶好の押し目買いチャンスでも「レジスタンスが近いからエントリーは見送ろう」と考えてしまったりすることはよくあります。
前回高値で止まっているからそろそろまた止まりそうだ。Wトップからの下落になりそうだ。という自分が勝手に考えるイメージによって相場を見てしまい、今のチャートを見られていなかったと思います。
大切なのは、どっちが正しいという話しではなくて「どっちにも対応できる」という見方をしていけるようになることだと思います。
「方向・勢い・注文の集中」に加えて、日足を絡めてみることによって、自分のチャートを見る力というのが少しずつ備わってきていたらいいなあと思いながら今日も検証・練習していこうと思いました。
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