押し目買い・戻り売りがトレンドフォローのポイントは、下位足での反転の前に環境認識足で「止まっているかどうか」がポイントです。言葉を変えると「もうこれ以上下に行かない」、「もうこれ以上上に行かない」という示唆が大切になってきます。
ただ、この止まっているかどうかの判断にも練習が必要で、自分が止まっていると判断したら全く止まってないということもザラです。
とりあえず、わかってきたのが「止まりやすいエリアかどうか」、「節目となる高安値があるかどうか」という「まずは大きくみてこの辺り」という目処をつけておいてそこじゃないところで反応したらそれは仕方ないと割り切ることが大切なのかなあと今では思ってます。
この画像のように「安値を割ったから戻り売り」、「オレンジの水平線で2回効いてるからここで水平線」と考えると、ここで1時間足を見てしまいます。
すると「この上昇がどこで終わるんだろう」と考えると、緑の水平線を割った黄色の矢印でエントリーすることになります。
実はこのトレードは僕がやらかしたトレードなのでトレード日誌もつけています。
で、結果は下図のように自分がエントリーした直後に逆行して上昇トレンドを築いてしまいました。
このトレードの何が問題だったんだろうと考えてみると、冒頭の「止まっているの勘違い」だと思います。
「この辺りで止まりやすい」、「節目があるかどうか」を見ていくと、4時間足では節目が見当たりません。
そこで日足を見てみると、白線のように1波、3波と考えて、横の白線のところからフィボナッチを当てると黄色の水平線がフィボ0.5,0.618で節目となる高安値が存在するので、この辺りで日足の戻り売りが入りそうだ。というシナリオが考えられます。
ローソク足が2回反応したからオレンジで水平線を引くというのでは弱すぎるのです。
むしろ、このオレンジのところは週足の節目で「押し目が入りやすい」ところでした。
結局最初に引いていた黄色の水平線で反応して日足の戻り売りが入ってます。
止まっているをローソク数本単位で見る場合もあれば見ない場合もあって、どういう時に見た方がいいのか、見ない方がいいのかというのも今後課題になっていきそうです。
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