自分が一番負けやすいパターンを引き起こす要因は、日足の資金を取り逃したくないという欲だと思う。
しかも、自分が何を考えているのかというと日足の資金を15分のダウ崩れを起こさずして根っこからみんな取れるなら取りたいってことだった。
だから、日足の節目を超えたところ・超えてから少し戻したところから日足の資金が入ってくるかもしれないとソワソワし、取り逃がさないためにも4時間・1時間の押し目・戻り目とは言えないようなところで注文の集中を見つけてエントリーをし始める。
そこで、今日は日足の押し目・戻り目がどのタイミングで起こるのかを検証して、そこでの4時間の状況を一緒に見ていきたい。
今日は2023年ユーロドル編
数字が上にある場合は、その下のローソク足陰線が日足の資金が入ってきて、数字が下にある場合はその上のローソク足陽線が日足の資金が入ってきている。それぞれの数字に対応する4時間足の状況を見ていく。
1 4時間足は下目線
4時間足のカウンターラインを抜けてきて日足の資金が入ってきた。
しかし、その後4時間足で押し目買いを狙ったけどそんなに大きく伸びなかった。
日足の1をよく見るとグランビルも全くできていない=準備できていないところと考えられる
2 4時間足は初割れ・初戻しで戻り売りを狙いたいところを否定して日足の押し目買いが入った。
1で引いていたカウンターラインがレジサポしていて、日足の2を見るとしっかりグランビルされているので押し目買いが入りやすい。
もちろん、2で1時間足がいい形になったらカウンターラインのレジサポはさておきショートするところ。
3 4時間足はオレンジの水平線を割って戻り売り
なんだけど、これだいぶ苦しい
4 黄色矢印のところがいきなり上昇トレンドの形になっているので、どこで高安超えてトレンド転換したのか非常にわかりにくい。今気づいたんだけど下降のダウカウントは下に凸で、上昇のダウカウントは上に凸なんだ。
だからトレンド転換するタイミングはダウカウントの下に凸から、上に凸に変わったところと考えるとわかりやすいかも。これはいきなり変わったから「え、どっちだ」って思った。
5 4時間足で見ると全戻しもしくは安値割った?と考えるのでここからの上昇は取れない、また2個目の上昇はどうだろ、、グランビルしているので日足と4時間足の押し目買いがくるかもしれないという目線で1時間足を見ていればいけるかも。1時間足は収縮中なので15分の上昇トレンドから伸ばしていって様子を見るというトレードになりそう。
6、7 どちらも4時間足は安値を割ってからのセオリー否定。
4時間足のトレンドを追っていくスタイルなのでこれは取れない。
8 4時間足収縮からのブレイク
デイトレードでは4時間足ブレイクでのエントリはしない。
9 これはいけるな。
4時間足の戻り売りで日足は黄色の水平線をそのままブレイクしていった。
黄色の水平線をブレイクするかもしれないという目論見じゃなくて結果として抜けてったというだけで、普通の4時間足の戻り売りを狙っていけばいい。
日足が入ってくるかもと思うところじゃない。
10、11 4時間足がトレンドラインができていてトレンドラインとグランビルが効いてて戻り売りが入り、それが日足にも派生した。
日足の10、11を見ると全くグランビルしていなくて日足の資金が入ってきそうと期待するような場所ではない。
12 4時間の押し目買いを狙っていてもそのまま上がっていってしまったのでエントリチャンスなし。
今更だけどようやく気づいた、、4時間足の押し目買い・戻り売りで自分の15分ダウ崩れまで持つという決済ルールで日足の資金をごそっと取っていくという可能性は低い。
ないわけじゃないんだけど、日足の資金が入ってくる時は一旦4時間足下向きからセオリー否定で高値超えてくることもあったり、4時間足の収縮から上抜けという場合の方が多く、4時間足の押し目買いエリアと日足の押し目買いエリアが重なって15分の攻防ラインが綺麗になってというのは、滅多に来ない。
節目を超えてきたあたりから、そわそわして日足の資金が入ってくるかも、取り逃がしたくないと考える思考や湧き上がる感情を排除していこう。
それはセオリーではなくて期待を込めたギャンブルトレードになり、負けた時の感情的ダメージが非常に大きい。なぜなら損切り幅ずらす前に損切りになるのでダメージが大きいから。
明日も日足の資金が入ってくるところの4時間足の様子というのを検証していこう。
また、日足の資金が入ってくるところというのは、日足の押し目買いが入りやすいところで入る時もあれば4時間足のトレンドが続いちゃって結果として日足でも見えるくらいになる時もあって、どこもかしこも狙っていけるわけじゃない。
今書いたこと大事かも。狙っていける日足の押し目買いなのか、結果として日足でも見えるくらいになったのか、という波の違いを理解することは大切かもしれない。
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